じわりと人気 シャワーヘッドの交換リフォーム
いよいよ本格的な夏を迎え、シャワーを使用する回数も増えていると思います。
このシャワーのお湯が出てくるところ(=シャワーヘッド)を交換するリフォームが
いま、じわりと人気が出ているそうです。
さっそくホームセンターに行って見てきたところ、専用の売り場にたくさんの種類のシャワーヘッドが並んでいました。人気があるのって本当だったのね、と実感。
そのお値段は一つ数千円から、高くても8千円程度。
節水効果をうたっているものが多いのですが、中には頭皮マッサージ機能など、リラクゼーション機能が売りのものまで、いろいろあります。
もし節水目的で交換するなら、手元に「止水ボタン」があるタイプだと流しっぱなしを防ぐことができ、より節水効果を期待できます。
ちなみに節水タイプだとシャワーの水圧が弱いのでは?と思うかもしれませんが、シャワー穴を工夫することで、水を節約しながら水圧の使用感に物足りなさを感じないように作られているとのことです。実際に使ってみても、特に不満は感じていません。
シャワーヘッドの交換はホースとの相性もあります。シャワーヘッドに付属品としてついてくる接続用のアダプタを使えば、たいていのものは合うようです。
交換方法は、既存のシャワーヘッドを回して取り外し、新しいものを回して取り付けるだけ。とても簡単に交換できます。
節水タイプのシャワーヘッドはビジネスホテルなどでも見かけるようになりました。お水の節約だけでなく、お湯の節約でガス代なども削減できるので経費削減につながるのでしょう。
このシャワーヘッドの交換リフォームのコラムは、公明新聞7月28日号の「ホッとライフ」のコーナーで掲載されました。
お手軽リフォーム術 ~ マスキングテープを使って小物をリメイク
マスキングテープ(=マステ)が文房具の一種として人気がでてきたのはここ数年のことです。今回、実際にマスキングテープを使って小物のリメイクをやってみました。
【上の写真】は数種類のマスキングテープを使って、ごくごく一般的な茶色のプラスチックの植木鉢をデコレーションしてみた様子です。華やかになり、グリーンが一層引き立つように感じます。
マスキングテープは基本、ペタペタと貼っていくだけ。貼って剥がしてを繰り返しできるため、とてもお手軽にできます。ただし、植木鉢のような曲面に貼る場合、貼っていくうちに柄(がら)がずれていってしまうので、それが気にならないような柄のマスキングテープを選ぶか、短く切ってコラージュするように貼っていく方がいいようです。
その下の写真は、段ボール箱にワイドクラフトテープを貼ってみたものです。いろいろな柄のテープの中からフローリング調のものを選びました。広い面積に貼るため、マステよりテープ幅の大きいテープを使いました。こちらは一度貼ってしまうと剥がすことが難しいため、慎重に貼る必要がありました。
マステは100円ショップや文具店、通信販売で購入することができます。また、ブームになったためか、旅先のお土産屋さんでそこでしか購入できないご当地マステなども売っています。
【上の写真】は奈良訪問時に購入したもの。写真後列の二つは奈良大和文華館
オリジナルの「殿様蛙行列図屏風」(左)と「鳳凰」(右)。写真前列はいずれも奈良東大寺の「四天王」をデザインしたマスキングテープです。とても個性的なマスキングテープで、どこに貼ろうか、楽しく考え中です。
これから旅行に行かれた際は、ぜひご当地マステを探してみてくださいね。
今回ご紹介したマスキングテープやクラフトテープを使って小物をリメイクする方法は、6月30日付公明新聞「ほっとライフ」のコーナーに掲載されました。
ホッとライフ お手軽リフォーム術 DIYで室内に物干しスペースを作ってみよう
梅雨の時期、お洗濯を干す場所に困っていませんか?
もしお困りでしたらDIYで室内に洗濯物干しスペースを作ってみませんか。
ホームセンターなどに行くと、さまざまな種類の室内物干しグッズがあります。
例えば
・必要な時に壁から壁にコードを伸ばすタイプ
・天井から棒を吊り下げ、その先端にあるわっかの部分に物干しざおを通すタイプ
・窓枠に物干しざおを引っ掛ける金具を取り付けるタイプ
などなど
今回は必要な時だけコードを伸ばすタイプ(写真左)を取り付けてみました。
また、壁に金具を取り付けるために、壁の下地がある場所がわかるセンサー(写真右)と、針を刺して下地を探す工具(写真中央)も併せて使用します。
室内物干し金物は、洗濯物の重量がかかっても落ちないように、しっかりと取り付けなければなりません。そのためには、壁の内側に入っている、柱や間柱などの位置を調べ、そこにしっかりとネジを打ち込まなければなりません。
室内物干し金具を取り付けることはそんなに難しくないのですが、この壁の中にある柱や間柱の位置を調べるのが少し難しいかもしれません。実際にセンサーを使って調べてみましたが、センサーが鳴る場所が何度やってもズレます…!
壁に針を刺して下地の位置を調べるという方法も、壁に穴が開くため、なんとなくためらいがあるかもしれません。
結局、壁の中の下地を探す方法で一番わかりやすかったのが、ドライバーの背で壁をたたいていき、音が変わった場所を探すという方法です。トントン…が、ドンドンと鈍い音に変わった場所が、中に柱や間柱のある位置になります。
あとは、柱や間柱が入っている位置をあらかじめ予測することもできます。例えば、ドアや窓などの開口部の両脇や、壁と壁がぶつかるところなどには、たいてい柱か間柱が入っています。柱や間柱は45センチピッチで入っていることが多いので、それも目安にしてもいいでしょう。
取り付けの様子は2016年6月16日発行の公明新聞に掲載されました。
なかなか実用的ですので「洗濯物は自然乾燥したいけど室内に干す場所がない…」
という人は、ぜひやってみてください。
※木造住宅の取り付け方法になります。
ホッとライフ お手軽リフォーム術~ スイッチカバーを交換してみよう
公明新聞で「お手軽リフォーム術」のコラム連載をしています。
第5回目の今回は、スイッチカバーの交換です。
お部屋の入口に必ずあるスイッチ回りのカバー。
一般的なお宅では、樹脂製のベージュや白の、
無難なものがついていることが多いと思います。
確かに、無難なカバーであれば、
とりあえずどんなインテリアにも合いますよね。
でも、お部屋の模様替えをしたときやインテリアにテーマがあるときなどは、
あの無難なスイッチカバーがどうしても気になって
しょうがなくなることもあると思います。
実は、スイッチカバーにはさまざまな材質、デザインがあります。
通信販売でもたくさんの種類が出回っており、手軽に入手することができます。
そして、スイッチカバーの交換だけなら、電気工事士の資格などがなくても、
だれでもすることができます。時間もあまりかかりません。
そのように、スイッチカバーの交換はとてもお手軽にできますので、
興味のある方はぜひやってみていただきたいと思います。
機能性を重視して、押しやすい大きめスイッチへの交換もお勧めです。
カバー、シールなどは100円ショップでも購入できます。
(2016年6月2日付 紙面より)
ホッとライフ お手軽リフォーム術 壁にペンキを塗ってみよう
公明新聞の「ほっとライフ」コーナーでお手軽リフォーム術の連載をしています。
その第4回目が5月19日に掲載されました。
今回は「壁にペンキを塗ってみよう」です。
ビニールクロスの壁紙の汚れが目立ってきた、とか
思い切りイメージチェンジしてみたいとか、
そんな時、好きな色のペンキを選んで、自分でペンキ塗ってみましょう!
↓ 子ども部屋の既存のビニールクロスの壁紙の上から
水色の水性塗料を塗っているところです。
ペンキを塗る前の部屋の片づけとか、養生とかが、すこ~し大変でしたが、
ペンキを塗ること自体はスムーズに楽しく塗れました。
初めて塗るときは、無理をせず、4面ある壁のうち、
1面だけ、2面だけでもいいと思います。
ペンキを塗るのが初めてでも、大丈夫です。
塗りムラが少なくなるので2度塗りがお勧めです。
乾くととてもキレイに仕上がっています。
家族で協力してワイワイと一緒に塗れば、比較的短時間ででき、
いい思い出になるでしょう。
塗り終わったときの達成感もかなり味わえますよ。
ペンキを塗るDIYリフォーム、お勧めです!
ほっとライフ お手軽リフォーム術
公明新聞の「ほっとライフ」コーナーで「お手軽リフォーム術」の連載をしています。
今回は第三回目「コンクリートの外壁に好みのタイルをぺたぺた貼ってみよう!」という内容が掲載されました。
コンクリートの部分に、思い出の詰まった手作りタイルを
家族の手で貼りました。
手作りタイルは色も形もバラバラで、道行く人から
「これは何ですか?」
「素敵ですね」
と声をかけられることが増えたそうです。
コンクリート壁用のチューブ型の接着剤を使い、
思い思いにぺたぺた貼っていきました。
リフォームは、機能性を上げたり美観を整えたりするだけでなく、
住んでいる人が満足できるリフォームも、とても意味があると思います。
100%自然素材の外・内装材「シラス壁」
先日、内壁材・外壁材として人気の高い「シラス壁」の商品説明会に行ってきました。
シラス壁は左官材で、原材料は、九州桜島の「火山灰」です。
下の写真は会場の様子です。
火山灰は一粒一粒が非常に細かいうえに多孔質で、主成分が除湿剤の原材料となる珪酸(ケイサン)のため、調湿機能がとても優れています。
ニオイや化学物質を吸着する「アルミナ」という成分も含んでいます。だからシラス壁を塗った部屋では、部屋の中にいて「空気がキレイ」と感じると思いますよ。
シラス壁には室内の壁や天井に塗る「内装材」と、外壁に塗る「外装材」があります。どちらも左官工事で、職人さんの手で塗られるため、とてもいい表情を持ちます。「味がある」仕上がりになるといったら、わかりやすいでしょうか。
下の写真は説明会の会場で職人さんが実演して塗ったものです。左官ですので、いろいろなパターンができることや、職人さんによって模様にも個性が出るということを、説明していただきました。
以前、内装と外装で使用したことがありますが、とてもいい感じでした。
外壁は、その当時は「50年間メンテナンスフリー」を謳っていて、築10年になるお施主様も、「汚れたな」と思った時に水を掛けるだけで汚れが取れるのよ、とおっしゃっていました。
一般的な吹き付け材にした場合、10年毎に100万円近く(一般的な個人住宅の場合)もかけて塗り直しが必要なことを考えると、初期費用が少し高くても、長い目で見てお得だという考え方もできますね。
左官ならではの温かみと、個性と、そして高級感が魅力の「シラス壁」。計画中の案件がGOになって、近いうちにこれが使えるといいな~と思っています。